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オレンジリボン運動

春は気持ちが華やぎます。
さくら前線は、今週西日本から関東を横断中。
週末はお花見の予定です。

20140226桜1

オレンジリボン運動をご存知ですか。
オレンジリボンとは、様々な色があるアウェアネスリボンの一つで、児童虐待
防止運動のシンボルの事です。
日本では、虐待で死亡する子供が1週間に1人といわれており、このような
不幸を根絶しようという運動の事で、「子ども虐待のない社会の実現」を目指す
市民運動です。
厚生労働省は、2007年より、毎年11月を児童虐待防止推進月間に定め、
各都市・各地域をオレンジリボンで埋め尽くそうという計画を推進し、年々
この運動は拡大しています。
我々の団体も微力ながら、養子縁組制度を利用し、児童虐待する親から子供を
切り離し、愛情を持って育てることのできる育ての親へ橋渡しする活動を推進
しています。

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児童虐待の現状

街では、卒業式帰りの花を持った中学生や高校生が目に付きます。
今は旅立ちの時です。

20140226桜2

全国の警察が2013年に虐待の疑いがあるとして児童相談所に通告した子供の
数は、前年比約32%増の21603人で、統計を取り始めた2004年の22倍に上り、
過去最多だったことが警察庁のまとめで分かりました。
通告を類型別にみると、心理的虐待が全体の約6割を占めて最多、次に身体的
虐待、食事を与えないなどの育児怠慢・拒否などのネグレクト、性的虐待の順に
なっています。
警察庁では急増の要因について、社会的な関心が年々高まり、病院や学校だけ
でなく、近隣住民らが積極的に通報するようになった事、行政との連携も
深まった事などとみているが、児童虐待の実態は依然として深刻だとしており、
児童相談所との連携をこれまで以上に強化する方針だという。
しかし一方で、このように急増している児童虐待に、児童相談所が対応し
きれておらず、児童福祉司の増員や専門性の確保が必要との指摘もあります。

児童養護の現状は(2)

3年前の今日、 宮城県沖の海底を震源とする巨大地震とそれに伴う津波が
起こり、2万人を超す犠牲者が出ました。
すでに3年が経ちましたが、あの日の記憶は今も鮮明です。
被災地が1日も早く復興することと、犠牲になられた方々のご冥福をお祈り
致します。

20140226白梅

今回見た報道番組は、日本の児童養護の現状が垣間見えたものでした。
子供は、大人から一対一で愛情を感じることが、心の安定において必要であり、
その後の、人との信頼関係を構築する上で重要とされています。
しかし様々な理由で実の親と暮らすことができない子供が増え、約3万人が
養護施設で育てられています。受け入れる側では、里親の委託先が少なかったり、
里親へ橋渡しをする児童相談所の体制が整っていないなど、子供を第一に考える
制度にはほど遠いというのが現状です。
また子供を預ける親も、子供を他の家庭に託すことに強い抵抗感を示し、「里親に
愛情が移り、離れなくなるのが心配」「自分で育てる事は無理だが、手放すのは
嫌だ」などの理由をあげています。
欧米諸国と日本との違いは、養子縁組などの親権について判断する機関が、欧米
では裁判所なのに対し、日本は児童相談所という行政機関なので、なかなか先に
進みにくい現状があります。日本でも、裁判所がこのテーマに積極的に関わる
必要があると強く思います。

児童養護の現状は(1)

昨日、3月3日は雛まつりでした。
3月になり、春らしい日差しが感じられるようになりましたね。

20140228雛まつり

今年1月、群馬県内の養護施設の現状をレポートした報道番組を見ました。
虐待、貧困、望まない妊娠などによって、実の親と暮らすことができない
子供たちが増えているという内容でした。
乳児院や児童養護施設で暮らす子供の数は、全国で3万人を超えています。
国は2008年、子供は施設よりも家庭で養育すべきだという原則を示しました。
しかし具体的な推進策を示したわけではなく、いっこうに進んでいないのが
現状です。
子供を授からない夫婦が望みを託す里親委託の説明会も全国で開かれて
いますが、実際に里親委託や養子縁組によって家庭に託される子供の数は
極めて少数です。これは、実の親が子供を育てられない状態にありながら、
子供への愛情などにより他の家庭に託すことができず、児童養護施設に
預けたままになっているためです。また一方では、虐待などにより実の親と
暮らせない子供も増加中で、それを担当する児童相談所では、少数の
スタッフでは手が回らないという現実もあります。