FC2ブログ

次のステップ

御嶽山が突然噴火しました。
自然災害は、いつどこで起こるか分かりません。
亡くなった方がたのご冥福をお祈り致します。

20140910インバチェンス

厚生労働省が2007年に実施した「生殖補助医療技術に関する意識調査」に
よると、既婚者のうち「不妊に悩んでいる」または「過去に悩んだことがある」
と答えた人の割合は、結婚期間2~3年で28&、4~5年で22.3%、6~9年で
29.1%だったと報告されています。つまり、結婚10年未満の夫婦の2割以上が
不妊に悩んだ経験があるということになります。
同じく厚生労働省の調査によると、平成23年の平均初婚年齢は、夫30.7歳、
妻29.0歳となり、夫、妻ともに前年より0.2歳上昇しています。
上記の調査から、日本では40歳位の夫婦の場合、30%弱のカップルが不妊で
悩んでいると考えられ、不妊治療をするカップルの数は、年々増加する傾向
にあります。
米国の場合、日本のように10年近くも不妊治療はせず、40歳以上の年齢だと、
すぐに「卵子提供での体外受精」「代理母」や「養子」などの次のステップを
勧められるといいます。

スポンサーサイト



メディカルツーリズム in マレーシア

明日は秋分の日で祝日ですが、毎年9月23日なるとは限りません。
祝日法では「秋分日」となっており、地球が秋分点を通過する日となっています。
すなわち、9月23日ごろが秋分の日となり、2044年までの間は、うるう年に限り
9月22日が秋分の日になります。

20140908ハイビスカス

マレーシア保健省は、海外からのメディカルツーリストをさらに増やすため、
アジア圏を中心にプロモーション活動を展開しています。
医療ツーリズム産業を経済発展のカギとし、メディカルツーリズムのウェブサイトを
立ち上げ、2010年には医療広告規制を緩和するなど、政府が先導して海外への
情報発信を行っています。
保健省によると、2010年に渡航治療でマレーシアを訪れた外国人は400,000人、
そして1億165万ドルの収益が国にもたらされたとの事です。
これは保健省が実施したメディカルツーリズム促進プログラムが成果を上げている
ことを物語っています。
またある調査機関のレポートによると、マレーシアの医療システムは、世界で第3位
に位置づけられ、首都クアラルンプールやリゾート地でもあるペナン島には、最新
設備を整えた外国人向けの大病院が数多くあります。

最近のニュースから

20140829153825キバナコスモス

日本産科婦人科学会は今月4日、2012年に国内で行われた体外受精の
治療件数が約33万件で出生児数が3万7953人と公表しました。
いずれも過去最高で、体外受精児は約27人に1人の割合であり、10年
前と比べ大幅に高まっています。国内での体外受精児の数の累計は、
1983年以来34万1750人となっています。
晩婚化が進み、出生数が減る一方で、加齢による不妊に悩む女性が増加
していることが数字でも明らかになりました。また2004年からは治療費
の公的助成も始まり、治療を受ける夫婦も増えています。
しかし体外受精は、高額な費用と女性の心身への負担も大きく、自然に
妊娠しやすい年齢で子供を産み育てられ環境作りが急務になっています。

妊娠のタイムリミット

今日は「中秋の名月」です。旧暦8月15日は十五夜(満月の事)で、
お月見をするのがならわしとなっています。

20140907093330.jpg

妊娠を考える女性に向けてのガイドブックを出版した、米国人研究者の
インタビュー記事がありました。
それによると、自然に妊娠できる確率は年齢とともにゆっくりと低くなって
いき、様々な研究を踏まえると、自然な妊娠のタイムリミットの目安は、
40歳ぐらいとなります。「加齢」がタイムリミットの要因として高まるのは、
41歳ぐらいからと書かれてありました。

体外受精の調査結果の場合でも、染色体が正常である比率は、38歳まで
はほとんど変わらず、その後も正常値の減少は少しずつなので、41歳に
なるまでは深刻に考えなくてよいと言われています。
別の体外受精における研究で、胎芽(妊娠8週目までの個体)に関する
データでは、30歳の女性の胎芽のうち、75%の胎芽が正常、一方39歳では、
正常な胎芽は47%でした。その後41歳では31%、42歳では25%、43歳では
17%と一気に落ち始めます。
この段階になると、体外受精でも年齢をかなり考慮する必要が出てきます。

人間の繁殖期

今日から9月です。
ブログを書き始め丸1年が経ち、今回は50回目のブログになります。
1年間お読み頂き、ありがとうございました。

20140823135453.jpg

人間にも繁殖期があったという興味深い記事を読みました。
一般的には人間以外の哺乳類にみられる繁殖期ですが、月別の流産率を
調べた結果、月別の変動があったという報告が、日本時間生物学会学術大会
で発表されたというものでした。

2004年から2006年の3年間に、横浜市にある病院に来院した自然妊娠の妊婦
約2500人を対象に調査を行い、その後の流産数を調べ、最終月経別妊娠数に
対する割合を月ごとに比較した結果、10月と11月に最終月経があった女性の
流産率が7%、他の月(16~22%)の半分以下となり、この結果から 「ヒトの
生殖機能は10~11月にベストとなる」 と結論付けました。
ニホンザルの場合、10~12月に妊娠し、他の月はほとんど妊娠しないことは
すでに知られており、人間もニホンザルと同様の体質を受け継いでいると
推測されます。

産婦人科医の間では、11月や12月になると不妊治療が成功し、1月になると
急に不調になるという感触が漠然と語られてきましたが、それが裏付けられた
格好となりました。
すでにご存じの方もいるとは思いますが、不妊治療中の方は、10月と11月が
妊娠のベストシーズンであることを知っておいた方がいいかもしれません。