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代理出産を規制する法案

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昨年このブログでお伝えした、タイの代理出産規制について、タイ立法議会では
19日、国内での代理出産を規制する法案が賛成多数で可決されました。
この法律が施行されれば、外国人カップルのタイでの代理出産はすべてできなく
なります。
昨年タイでは、日本人男性が代理母に多数の子供を産ませていたことが発覚し、
代理出産の是非をめぐって国内で議論を呼んでいました。
法案では、法律上婚姻関係にあるタイ人夫婦か、夫婦のいずれかがタイ国籍を
持ち、かつ3年以上婚姻関係にある場合に限定され、また不妊であることを
証明する証拠の提出が義務付けられ、その場合に限り代理出産が認められる
ことになります。
営利目的での代理出産や代理母の仲介ビジネスなども禁止され、違反した場合
最高で禁錮10年と罰金20万バーツ(約73万円)が科せられます。
国王の署名などを経て6月ごろに施行される見通しになります。

 
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着床前遺伝子スクリーニング

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日本産科婦人科学会は、体外受精した受精卵の染色体に数値異常がないか
調べる「着床前遺伝子スクリーニング」について、2月7日に東京都内で
シンポジウムを開き、全国にある複数の施設で検査を行う計画であると
明らかにしました。
「着床前遺伝子スクリーニング(PGS)」とは、着床前診断と言われる検査の
一つで、体外受精での着床率を上げ流産を減らすことを目的として行われます。
着床前診断には、特定の遺伝子異常の有無を調べる「着床前遺伝子診断
(PDG)」というものもあります。遺伝子解析により遺伝子が特定されている
遺伝子病や染色体異常などを発見することができます。
流産の原因の3分の2は染色体の数値異常です。異常のある染色体は、着床
してもほとんど流産してしまいます。そのため染色体を検査し、正常な受精卵
を移植することで流産する確率は大幅に下がります。

当団体では、メディカルツーリズムによる体外受精と着床前遺伝子スクリーニング
の併用をすでに実施しております。
ご興味のある方は、お問い合わせお願いします。

流産

この時期、北海道の冬を彩る「さっぽろ雪まつり」が開催されています。
数年前より行きたいと思っていましたが、なかなか実現できていません。

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流産とは、妊娠22週より前に妊娠が中断された事で、自然妊娠の場合では、
約15%の確率で起こると言われています。また連続して3回以上流産を繰り
返す事を、習慣流産と言います。
高齢になると卵子の染色体に異常が多くなります。
ダウン症以外の染色体異常の多くは流産します。その結果、流産の確率は
高齢出産の増加と共に上がってきました。
不妊治療の増加も、流産が増えている原因の1つです。
不妊治療は、自然に妊娠しないところを人工的に妊娠させるので、自然な
妊娠に比べ、流産する確率が高くなります。
妊娠初期の流産の原因は、ほぼ受精卵側の染色体の問題です。
流産を減らすためには、その染色体の異常を検査する「着床前診断」が
必要になってきます。特に不妊治療を受けて妊娠された方には、流産を
未然に防止する有効な方法です。

男性不妊(4)

今日、2月3日は節分です。
「福は内、鬼は外」と掛け声をかけながら福豆を撒き、年齢の数だけ豆を
食べて厄除けを行う行事です。
毎年成田山などでは、大相撲の力士や有名人を「年男」として呼んで豆を撒き、
その模様がTVなどで紹介されています。
近年節分と言えば、恵方巻も忘れてはいけません。
今年の恵方は西南西です。

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前回に続き男性不妊の検査についてです。
 
精液検査で不妊症が疑われた場合には、次の検査で原因の確認を行います。
1、精巣の大きさ:一般的に精巣の大きさは精子の数に比例すると言われ、
  精巣が小さすぎる場合は、精子の数も少ないと考えられます。
2、精巣の炎症の有無:尿中の細菌やおたふくかぜのウイルスなどが原因で
  精巣に炎症が起こると、精子をつくる機能が低下することがあります。
3、精索静脈瘤の有無:精索静脈瘤は、精子をつくる機能を障害する代表的
  な病気で、精巣から心臓へ流れる静脈の血液が逆流し静脈の一部がこぶ状
  に膨れるものです。静脈瘤にたまった血液によって精巣が温められるため、
  精子をつくる機能が低下します。
4、ホルモンの値:生殖能力に関わるホルモンの分泌量を調べます。ホルモン
  バランスが崩れていると、精子をつくる機能が低下します。