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社会的貢献

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養子縁組が成立して子育てを始められた方とお話をすると、皆さんとても
生き生きとしていると感じます。もちろん皆さんそれぞれに問題や悩みを
抱えているのですが、それらの問題や悩みを話すことそのものが日常生活
を豊かにしていると感じます。子育ては自分と親との関係を思い起こさせ、
自分の育ち方を再体験することでもあるのでしょう。そのような体験を
通して考え方が柔軟になって行き、若々しくなって行くみたいです。
子育ては多くのエネルギーを必要とするので、齢なんかとっていられず
使ったエネルギーを補う新しいエネルギーが生み出されるのでしょうか。
子育てという人生のサイクルは、人間成長に欠かせないステップの一つ
であることは間違いありません。
子育ては学びのチャンスを与えてくれますので、養子縁組によって人間
として更なる成長ができることも養子縁組斡旋活動ができる社会的貢献
のひとつではないでしょうか。

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子育てのストレスを軽減するには

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実子であれ養子であれ、子育ては多大な時間とエネルギーを必要とする人生
の一大事業ですから、それに起因するストレスが多く発生するのは当たり前
です。子育てのストレスを少しでも軽減する方法について考えてみましょう。

ストレスそのものを無くすあるいは感じないようにするのは、恐らく大変難しい
ことだと思います。大事なことはストレスを発散させて溜め込まないことでは
ないでしょうか。困った時に手を貸してくれる人、何時でも悩みを聞いてくれて
相談に乗ってくれる人、同じ悩みを持っていて情報を交換できる人、愚痴を
聞いてくれる人。そんな人達が周囲に居れば安心感が生まれストレスも大きく
軽減できます。そして、何よりも一人でストレスを抱え込んでしまうことが
防げます。一人で孤独に耐え、頑張ってしまうことがいけないのです。
ストレスはメンタルな問題ですので、気の持ちようで対処できることも多くあり
ます。子育ては24時間待ったなしで時間を取られてしまいますので、家事や
その他のことに手が回らなくなることがあるのは当たり前と認識しましょう。
罪悪感にとらわれる必要はありません。子供の赤ちゃん時代はあっという間
に終わってしまいます。リラックスしてその貴重な赤ちゃん時代を堪能して
欲しいと思います。

養親が陥る欝病について

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アメリカにPADという言葉があります。養子を迎えた後に養親が陥る欝状態を
指した語だそうです。養子を望んだ人が子供に対して期待や夢を膨らませて
しまうのは至極当然のことですが、子供が目の前に現れた瞬間に絆が出来る
わけではありません。期待と現実とのギャップが上手く埋められないとPADの
状態に陥ってしまうことがあるそうです。複雑な感情の波にもまれた時に、
相談できる人がいないと対処が遅れてしまいます。周囲のサポートが得られ
れば、一人で孤独に耐える必要もなくPADに陥ることも防げます。養子を迎え
ることを考え始めた時に、PADに陥る可能性を認識しておくことは決して無駄
ではありません。養子縁組の斡旋を依頼するエージェントを選ぶ時にPADに
ついての知見の有無をチェックされることをお奨めします。養子を迎えた場合
も、出産を経て親になった人と同様に精神的に大きな混乱期に突入するわけ
ですので、その混乱期を乗り越えるための準備をしておけば安心です。
そういった準備についてのアドバイスができる相談員さんの役割は大変大きな
ものです。

共働きという壁

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キャリアと子育ては両立するのでしょうか。残念ながら社会全体で子育てを
支援する環境がまだこの国に整っていません。養子縁組斡旋団体の多くが、
夫婦どちらかが子育てに専念することを求めています。子育ては多くの時間と
エネルギーを必要とするものです。子育てに時間を割くことが出来ないならば
子供を持つことは諦めなければなりません。これは実子でも養子でも同じです。
結婚をして、子供を授かることを望んだ時から人生設計として話し合っておくべき
ものです。もしまだ話し合っていないのならば、話し合って考えて下さい。
それは養子を迎えるという覚悟につながる大事な話題です。

子育てのためにキャリアを諦めなければならないとなると、躊躇してしまうのは
当たり前です。そしてその問題は多くの場合、女性に押し付けられてしまっている
のは大きな問題です。夫婦が協力して子育てをするのが当たり前になり、育児
休業などが男女平等に利用され、保育/託児施設などが充実している社会が
早期に実現することが真に望まれます。